▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎
大人の方でらくらく歯科矯正を希望される場合は、初回に「マイオブレスを使った矯正が可能かどうか?」を詳しく拝見いたします。
トレー内に収まりきらないほどの歯並びの場合は使えません。
マイオブレスが使えない場合は、別の方法での歯科矯正がありますが、いずれも一般的な矯正より身体に優しい方法です。歯は抜きません。
▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎▶︎
その他の抜歯しない歯科矯正
当院で取り扱っている歯列矯正は、ホリスティック(全人的)な考えに基づく方法のみ採用しています。
「歯」を動かすということは、頭蓋骨を構成している骨が動く(ズレる)ということです。頭蓋骨は、15種22個の骨から構成されています。それらの骨は(下顎骨を除いて)縫合によって連結されています。
余分な歯を抜歯するなどして、ドラマチックに「歯」の体裁を整えることによって、頭蓋骨が不自然にズレてしまうという弊害が起こります。
そしてそのズレによって、全身に影響が及んでしまうのです。例えば、頭痛、腰痛、首や肩の痛み、めまい、耳鳴り、吐き気、などです。
このような理由から、おおはし歯科クリニックでは歯列矯正をする時に抜歯をしません。
お勧めの「マイオブレス」が使えない歯並びのケースにおいて、ご提供しているその他の歯列矯正は以下の二種類です。
基本的には、詳しく違いをご説明した後に、患者さまに選んでいただきます。ただし、その時の歯並びや歯や歯肉の状況によっては、マウスピース矯正法が使えないケースもあります。
また、「いつまでに」という期日的なご希望がある場合お勧めの方式が違ってくることもあります。いずれにしても、詳しくカウンセリングでお話を伺い、説明を理解していただいた後に決定していきます。
【1】デーモンによる本格的歯列矯正
歯に装置(金属または樹脂)を接着して、ワイヤーで歯を動かす歯列矯正。
ただし、自然に柔軟に動かす特別な歯科矯正システム「デーモン」を使っています。痛みの激しい一般的な装置と違い、デーモンは歯の自然な動きに逆らいすぎないため、矯正中もほとんど痛みません。
【利点】
歯列のコントロールが容易で確実である。
歯が動きやすい
【欠点】
a、装置が見えるので見た目が気になる場合がある
b、吹奏楽の楽器の演奏に支障が出る場合がある
c、コンタクトスポーツで口唇の内側にケガをする場合がある
d、歯磨きを怠ると虫歯が頻発する場合がある
【費用】
756,000円~ (84回までのデンタルローンを取り扱っています。)
【2】透明マウスピースによる歯列矯正
ご自分で着脱できる透明なマウスピースを、矯正治療の段階ごとに新しく更新してゆく治療法です。見た目はセミの抜け殻の様に透明で、歯列の形をしています。
米国で新たに開発された画期的なものを使っております。
【利点】
a、自分で着脱できるので見た目が損なわれない (気づかれにくい)
b、吹奏楽の楽器の演奏に支障が出づらい
c、コンタクトスポーツに支障が出づらい
d、虫歯が比較的できにくい (衛生的)
【欠点】
a、マウスピースの装着を怠ると治療効果が出ない
b、歯列のコントロールが難しい場合がある
c、比較的使用できる症例の範囲が狭い
【費用】
初回無料カウンセリングをご利用下さい。
二回目検査:無料。
三回目診断結果報告、診断料21,600円治療費用:月々5,900円~13,800円(60回払いの場合)。
356,400円~756,000円(一括の場合)*治療期間と治療ステップが長期にわたる場合(26ステップ以上)は特別料金になります。詳しくは無料カウンセリングにて説明いたします。
【3】逆ばり歯列矯正(番外編)
他院で歯科矯正を行なった後、体調不良や不定愁訴に悩まされるようになった、という主訴の方が選択できる施術です。
主に、小臼歯の4番を抜歯した上で歯科矯正をした方からの訴えが多く、著しく体調を崩されて来院されます。これは、22個の骨から構成されている頭蓋骨のことを忘れて、歯の並びにのみ注目した結果起こったことです。
他院にて行なった歯科矯正のやり直しをすることで、体調不良が改善されることがあります。これは要するに、「元の歯並びに戻していく」ということです。
歯並びを元に戻すというよりも、「歯並びを元に戻すことによって、大きくズレてしまった頭蓋骨を元に戻す」といった方が正しいでしょうか。
この逆歯科矯正をやったら体調不良の改善が望めるかどうか?は、検査します。「やっても変わらない」という結果が出たならば、行いません。
検査してからやりますので、これまで当院で逆歯科矯正を行なった方々は全員、「やってよかった」という結果を得られました。
ただし、過去に何十万円もかけてせっかくやった歯科矯正ですから、さらにまた費用と年月をかけて元に戻すことを『やってみようかな』と決心するのは、一筋縄ではいきません。
じっくりとお考えになって結論を出されることをお勧めします。
まずは、頭蓋仙骨療法などの施術を受けてみることも良いでしょう。